ぼくの耳で鳴りやまない曲

訃報 ラリー=ネクテルさん死去

今朝の新聞記事によると、ワシントン州の病院で今月20日お亡くなりになりました。
享年69歳。

記事にはエルビス=プレスリーやレイ=チャールズ、ビーチボーイズなどそうそうたる
ミュージシャンたちのライヴやレコーディングに参加したことと、「明日に架ける橋」の
ピアノ演奏が彼の手によるものであることが書かれていました。

この曲はぼくがもっとも多感な中学時代に初めて聞いて以来、人生を重ねるにつれ
少しずつ少しずつぼくの心の中で大切な曲となっていきました。

中高生の頃のぼくは、独り善がりな考えから周囲の人々に不信感ばかりを募らせて、
家族にさえも心を開かず、一人でイライラしていました。だから、第一印象は「美しい曲」
以上のものではなかったような気がします。しかし、大学生活でふられたぼくがまっさきに
聞いたのが彼のピアノならば、働き始めて何をやっても思い通りにならず逃げ出したい
気分のぼくに優しく語りかけ、諭してくれたのもラリーさんのピアノでした。

CDを1000枚以上持っているぼくですが、不思議なことに彼の参加したアルバムは
サイモン&ガーファンクルと参加したバンド、ブレッドのベスト盤しか持っていません。
でも、CD棚にはわずかしかない彼の演奏は、ぼくの心の中で永遠のものとなりました。

ラリーさんのご冥福を心からお祈りします。合掌

|